長野県議会 2022-10-07 令和 4年 9月定例会農政林務委員会-10月07日-01号
石炭はすぐ火がつくわけにいきませんから、里山がある子供たちは、自分の山へ行って松葉を集めてきて、新聞紙に火をつけ、松葉に点火するといったストーブ当番がありました。そこで弁当を温めたり、大きなやかんでお湯を沸かしたりというイメージが、おのずと浮かんでくるわけです。また、今はキノコの時期なのですが、手軽に山へ行ってキノコでも取ってこようという文化も、現在はなくなってしまいました。
石炭はすぐ火がつくわけにいきませんから、里山がある子供たちは、自分の山へ行って松葉を集めてきて、新聞紙に火をつけ、松葉に点火するといったストーブ当番がありました。そこで弁当を温めたり、大きなやかんでお湯を沸かしたりというイメージが、おのずと浮かんでくるわけです。また、今はキノコの時期なのですが、手軽に山へ行ってキノコでも取ってこようという文化も、現在はなくなってしまいました。
私が小さいときは、小学校のストーブがだるまストーブで、ストーブ当番がありました。山から松葉を集めてきて、それから火をつけて、ようやく石炭を燃やしました。なので、ゼロカーボンと言っているけれども、要するに化石燃料を使わないためには、もう一度日本のアジア型モンスーン地帯の気候風土に合った生活を見直す時期に来ているのではないかという気がいたします。
貧しい家庭の子供もハンデを負った子供も皆等しく学校給食をし、掃除当番、中でも懐かしいのは冬期間ストーブ当番があったことでした。課外授業で旅行や海水浴、登山など、当然、弁当を持参するわけですが、誰もが貧しかった時代、果物は梨一つまでとか、お小遣いは何円までとか申し合わせ、家庭に通知されたことは御記憶の方もいらっしゃると思います。 当時のいじめはどんなものだったのか。
ですから、時代が変わってきましたから、学校の教育現場では今ペレット、昔は石炭をたくときにはストーブ当番なんておって、里山から松の落葉をみんな集めてくるのを交代でやったものですよ。それによって山が自然に手入れされるからキノコも生えてきた、山へ行くことに何も抵抗も感じなくなってきたと、生きていく知恵も学んだと、そんなことがあると思うんです。